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患者さんを治すために「悪く」する方法を知る

一般的なセラピストは、患者さんをどう「良くするか」に集中しがちですが、本当は「どうしたら悪くなるのか?」を知っておく事の方が重要です
なぜなら、私達が知りたいのはなぜこの症状が出ているのか?という根本的な原因ですよね。その根本的な原因が分かっていないと「悪くする」なんて事はできません
例えば、あなたは後脛骨筋だけを、特異的に悪くするストレスがある事をご存じでしょうか?
足関節や足部の勉強会に出ると、ほぼ毎回出てくる筋肉が後脛骨筋です。それくらい大切で症状の改善にも繋がる筋肉です。特に内側縦アーチに影響を多大に与えるので、後脛骨筋の機能障害は全身に波及します
後脛骨筋由来の腰痛や、脊柱のアライメントの崩れは驚く程に多いのです。もちろん、局所的にも偏平足や後脛骨筋機能不全(PTTD)など、私達の体に与える影響は計り知れません
そんなに、大切な後脛骨筋なのですが…
なぜ、後脛骨筋はそんなにも、機能障害を起こしやすいのか?

答えは、ある心理的なストレスです。日常でよく経験するストレスで後脛骨筋は機能障害をすぐに繰り返します。そのストレスは例えば、食事、買い物の時など…ささいな日常場面の中にあります
ですので、臨床でこんな経験はないでしょうか?
・この間までは調子よかったのに…
・なんで、今日はここの、アライメント崩れてるんだろう?