「何回言ったら分かるの？」

これは、子どもの自信をくじき、自分を否定する思考を自動的に生み出してしまう呪いの言葉の1つです。表面的には、これを言われた子どもは反抗的な態度をみせたり、泣いたりしてるだけかもしれません

ですが、隠れたところで心は、おびえて、うろたえて、ふるえています。そして、その言葉は自己肯定感をさげ、人生を力強く生きるための力を奪いさっていきます。他にもたくさんこのような言葉はあります

そして、私達は「知らずに、しかも当たり前に」その言葉を日常的につかっています

これが、怖いところです。子ども時代に自分を信じる力を否定され、自分を信じることにためらいを覚え、自分を過小評価するようにしたまま大人になっている方は私も含めて大勢います

そんな方がよく口にするのが、次のような言葉です

・「これで、いいかな…大丈夫かな」

・「また失敗した…私なんかいない方が…」

・「私より他の人がやった方が…」

など…大人になっても、その影響力は私やあなたに影響を与え続けています。そんな風に、自分を下げて、咎めて、さらには自分の価値を見出せない…

そのような状態がまた、自信のなさを作り出し、そしてまた自分を卑下して自己肯定感を低くする…

このような負のループは確かに存在します。しかも、私達はその影響から100％の逃れ事はできません…

ですが、それでも私達は人生を一歩ずつでも、歩み続けることができます

自己肯定感はいつでも変われるし変えることができる

実は自己肯定感は固定化されたものではないので、一度低くなったらそれで終わり！なんてものではありません。自己肯定感は「波の」ような性質を持っています

だから、私やあなたが望めばいつでも自己肯定感が高い状態を創り出すこともできるし、その結果困難なことにも挑戦し、希望に満ちた人生を送ることも可能です

だからこそ、子ども時代に…

・自己肯定感を下げる

・自己肯定感が高まる

そんな言葉と体験、そして条件を周囲の大人が理解していることはとても大切なことです。自己肯定感が高い方が人生の幸福度を高めることは多くの研究結果で知られているところです

そして、さらに大切なことは…

自己肯定感について知識を持っていることで、低い状態のまま大人になった自己肯定感でさえも、いつでも変えることができる

ということです。それは、自分の理想とする人生へと歩みを進めるということでもあります

もし、自己肯定感を高め、自信を持って生活できたら、あなたの日常はどう変わるでしょうか？

少しだけ想像してください...胸に抱いた希望を胸に、自信を持って決断し、前向きに仕事と人生を歩む自分の姿を…

自己肯定感はいつでも変えることができるんです。そのために、必要なのは自己肯定感に関する知識です

忘れないでください。自己肯定感は固定化されるものではなく、「波」のように変化するものです。

今回5月12日に開催する子ども向けのイベントに合わせて、そんな自己肯定感について学ぶセミナーを開催します

多くの方に伝えたい内容ですので参加費は無料です。ご参加お待ちしております

理学療法士　山本龍誠