セラピストとして最も重要なスキル
「その人の持てる能力をその場で引き出す」
この講座では、人の運動において最も重要であるとも言えるCOREの機能を「安定性あっての運動性」という原則に基づいて解説し、解剖学・運動学に基づいた評価・アプローチを学びます
体幹部の安定性を高めるために必要な解剖学にフォーカスした講義からはじまり、関節・靭帯・筋肉による安定性のメカニズムのポイントを、臨床場面を想定し学んでいきます
アプローチは主に筋肉のリリース手技を用いて行う方法をお伝えします
高齢者や慢性期の方にも変化を出すためのメソッド
若年者やスポーツ選手にはもちろんのことですが、特に高齢者に対して大きな効果を発揮します
患者さんの運動性を引き出すために、可動域訓練や筋力トレーニングなどの運動が必要!!
という考え方からすると、
「患者さんの努力は必要なく運動性を高める」
と聞いても、どのような方法があるんだろう?
と思うかもしれませんが、
このメソッドは、そもそも運動することが難しい高齢者のために、
何かいい方法はないか、セラピストとして出来ることはないのか?
という問いかけに、私自身が高齢者のリハビリテーションに10年以上携わり試行錯誤した結果生まれた新しい発想のアプローチなのです
|COREの評価とアプローチができる.ことによる3つの利点
COREへの評価とアプローチが行えることになる最大の利点は次の3つです
1.四肢の2次的な機能障害を改善できる
2.その人のもてる機能を最大限に発揮できるようになる
3.獲得した機能を維持しやすくなる
COREは体幹の安定性の要であり、体幹は四肢の動きの土台でもあります
ですので、体幹の安定化が図れると四肢はその機能を最大限に発揮することができるようになります。換言すると、その人の持てる残存機能を最大限に引き出すことができるようになります
補助具などを使い、不足している機能を補うことも大切なリハビリテーションの概念だと思いますが・・・その人が持てる機能を最大限に発揮できるように、身体的にアプローチできるのは理学療法士・作業療法士の専門分野であると信じています
運動器・中枢疾患に関わらずCOREの評価とアプローチは高齢者のリハビリテーションにとっても大変有効です
COREについての解剖・運動学・評価・アプローチを2日間で学びます。中でも、骨盤底筋群と横隔膜の動きを用いたCOREの評価は高齢者やスポーツ選手に留まらず産後の方にも大変有効です
変化した!ということが分かることを分かるように!
私が行っている臨床講座の特徴として、アプローチ前後の変化がしっかりと分かるようになることが挙げられます
そんなこと、できて当たり前と思う方もいるかもしれませんが、実際はとても素晴らしい効果をだしているのに、その変化に気づくことができずに自信を持てないセラピストをたくさんみてきました
ですので、SERENの臨床講座では、ROM・MMT・触診・視診といった理学療法士・作業療法士のベースとも言える評価を臨床に即した形で構成しています
質の高い理学療法・作業療法を提供するための原則は
「評価にはじまり評価に終わる」
つまり、評価→アプローチ→再評価の流れです
このセラピストとして根源的なプロセスを動画の中で解説している実技動画でも何度も繰り返しています。ですので、いつでも どこでも、この評価→アプローチ→再評価のサイクルが自然に実践できるようになります。
そして、このサイクルを自然に実践できるセラピストは加速的な成長をとげることがきます
観て、聴いて、触って、感じる
この基本となる評価スキルをもとに、セラピストが行ったアプローチ前後の評価をしっかりとできるように構成してあります
|こんなことを出来るようになりたい!って方におススメです
・運動学的なCOREの評価・アプローチを行えるようになりたい方
・体幹周囲筋の評価・アプローチが知りたい方
・COREの解剖・触診など基本的なところから学びたい方
・実技もしっかりと学びたい方
・高齢者の機能を最大限に引き出したい方
・セラピストとして引き出しを増やしたい方
・日々の臨床で評価を大切にしている方
・解剖学や運動学の知識を臨床応用する方法を知りたい方
・将来的に講師として活躍したい方
・セラピストとして自信を持って仕事をしたい方
オンライン講座では実技の動画もたくさん公開していますが、それは知識だけに偏ることなく、その知識を、実技を通して患者さんに提供できるセラピストになって欲しいと願っているからです
理学療法士・作業療法士は専門的な知識が必要とされるのはもちろんのことですが、やはり目の前の担当患者さんの機能を最大限に引き出すためにその知識を形として提供できることが必要と考えています
セラピストとして、自分はなにができるのか?
10年以上高齢者のリハビリテーションに携わり、指示が入らない高齢者や、そもそも運動が難しいような高齢者に対して
「セラピストとして自分は何ができるのか?」
と問い続けた結果が、この安定性にフォーカスした臨床講座です
COREのことや実技が苦手という方にも、
・分かりやすい
・他の講習会に行くための軸とすることができる
と、若手のセラピストの方や経験豊富なセラピストの方まで幅広く受講してくれています。
|この内容が収録されています
1.質の高いアプローチを提供するために必要な4つの事
2.知識VS技術 どちらを優先すべき?
3.機能ユニットとしてのCOREの解剖
4.連動している骨盤底筋群と横隔膜の動き
5.腹横筋と横隔膜の協調関係
6.腰部多裂筋の特異性
7.COREが持つ4つの重要な機能
8.円滑な関節運動に絶対に必要なたった一つの要素
9.四肢の土台としての体幹
10.腰椎の関節構造・靭帯による安定化メカニズム
⒒.関節構造・靭帯構造の安定化による対価
⒓.胸腰筋膜と腹横筋の共同作用による腰椎安定化メカニズム
⒔.アウターマッスルとインナーマッスル
⒕.アウターマッスルの本来あるべき機能
⒖.アウター制御の対価
⒗.体幹安定化の3つの制御モデル
⒘.CORE機能を抑制してしまうアウターマッスル そのメカニズム
18.腹斜筋群と胸郭アライメントの関係
19.COREへのアプローチにアウターのリリースを先行させる理由
20.COREをシステム的に理解しアプローチする
21.他動的なアプローチで運動機能を高めるリリース手技
22.内臓とCOREの関係性
23.内臓の機能低下が四肢に影響を与えるメカニズム
24.脊柱機能とCOREの概略
25.心理とCOREの概略
収録されている実技動画
1. 四肢のMMTを利用したCOREの評価
2. 腰椎の肢位を利用したCOREの評価
3. 過剰なアウター制御と四肢機能の関係性
4. 四肢とCOREの関連性の評価
5. 強制的にCOREを高めて評価する方法
6. 骨盤底筋群と横隔膜の連動性の評価
7. 外腹斜筋の評価・リリース
8. 広背筋の評価・リリース
9. 大殿筋の機能的評価
10. 大殿筋の評価・リリース
11. 内腹斜筋の評価・リリース
12. 骨盤底筋の評価とリリース
13. 横隔膜と腹横筋の評価とアプローチ
14. 2日間のまとめ
セットでお付けする「非売品」
脊柱関節のリリース動画の内容
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仙腸関節 講義
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仙腸関節 リリース①
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仙腸関節 講義②
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仙腸関節 リリース②
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腰椎椎間関節 講義
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腰椎椎間関節 リリース
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胸椎椎間関節 講義
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胸椎椎間関節 リリース
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胸椎椎間関節 講義補足
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肋椎椎間関節 講義
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肋骨の動きの確認
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肋堆リリースの説明
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肋椎関節 リリース
さらに今回は、通常価格21780円の「筋リリースオンラインマスタープログラム」もセットです
1.筋リリース‐前編‐
ーコンテンツー
1.リリースとは?
2.筋スパズム-筋力-張力の関係性
3.筋リリースのデモー大殿筋ー
4.筋の長さをMMTで評価するー実技ー
5.筋スパズムが体に与える影響と評価方法ー講義ー
6.筋スパズムのリリースメカニズムー前編ー
7.基本的な脊柱起立筋のリリース
8.筋スパズムのリリースメカニズムー後編ー
9.筋スパズムのリリースー腱からよせる?筋腹からよせる?ー
10.筋を引っ張っても、よせてもリリースはかかる!!
11.ストレッチとリリースの違い
12.リリースの効果を最大限に高める 筋腱移行部の触診方法
13.圧迫によるリリースメカニズム
14.引き離すリリースの練習 前脛骨筋ー実技ー
15.圧迫によるリリースの練習 大腿直筋ー実技ー
16.よせる・離す・圧迫のリリース方法の詳細な解説
17.リリースの最適な肢位ーハムストリングスによるデモー
17-2.筋リリースの最適な肢位
18.リリースの限界としっておいて欲しい事
リリースメカニズムさえ知っていれば方法(手技)はどんなやり方でもできるようになります。ここをこの角度で、こっちの方から圧をかけて・・・とかいらなくなってしまうんです!!
つまり、先生自身のオリジナルの手技を構築することができます!!
そして、メカニズムを知ることで、リリースが発動スイッチをポチっと簡単に押せるます!!ただ、そのメカニズムを学べるセミナーが少ないのが現実です。
ですので、このオンライン実践プログラムでそのメカニズムをしっかりとマスターしどんどん筋肉をリリースしてくださいね
それでは、前編の内容を一部ご紹介いたします
リリースの秘密の力
リリースってもしかしたら硬いものを緩めるっていうイメージかもしれません。だとしたら、それはとってももったいないことです!実はリリースって筋力を改善したり、逆に緩い筋肉を締めたりすることもできます。リリースでできることを知ることでセラピストとしての可能性は大きく広がります
高齢者の筋力トレーニングにも応用できるリリース
筋力改善。これは高齢者でも若年者のリハビリテーションでも大切なことです。一般的には負荷をかけた筋力トレーニングが主流です。だけど・・それは高齢者にとってはとっても大変な作業となります。じゃあ、どうするの?っていう時にこのリリースが役に立ちます。なぜかと言えば・・・実は筋肉の長さが筋力に影響をあたえていて、そこを調整するのにリリースが大活躍するからです。このことを理解していれば、高齢者の筋力トレーニングは根本から変わることでしょう。
筋スパズムの評価は〇〇で簡単にチェック!!
筋スパズムっていうと筋肉が硬くなっているので主な評価は「圧痛」で行われます。だけど、これって実はとっても不正確です。同じところ押せる保証もないし、同じ強さかも分からないからです。だから、筋スパズムの評価は筋力テストで行います。そうすることで、リリースの効果判定も簡単にできるようになります。なぜ、筋力でスパズムの評価ができるのか?ぜひ動画をご覧になって臨床にお役立てください。
誰でも押せるリリーススイッチ
いろんなテクニックがありますが、私が行う筋リリースはとある反射を使います。反射を利用するので、だれでもできます。反射って刺激→反応なので、その刺激を入れることができればあとは自動的に反応がおこります。まるでスイッチを押したら勝手にリリースが始まるように!じゃあ、その刺激をどうやっていれるのか?が今回の動画の一番のポイントです。このポイントをしっかり押さえて、ポチっとリリーススイッチを押してどんどん筋肉をリリースしてくださいね
筋腱移行部を触り分ける秘密の触診スキル
動画の中で詳しく説明していますが筋リリースを確実にするためには、筋腱移行部を特定することが大切です。だけど、筋腱移行部を触診って難しいですよね?ですが、今回紹介する方法を使うと実は簡単に誰でも筋腱移行部を触診できます。このスキルは筋肉がどこまでで、腱がどのくらいか分かるので他の場面でもとっても役に立ちます。ぜひ、この動画でリリースだけでなく他のテクニックを使うときにでも活かせる触診方法を学んでください
リリースとストレッチの違い
リリースとストレッチは似て非なるもの!!では具体的に何が違うのか?この違いを知っておくことで、あなたの臨床での施術効果は一段上のものとなることでしょう・
よせても、伸ばしても、押してもリリースができる秘密
よせる!のばす!おす!!同じ筋肉に対して、一見すると異なる3つの刺激でもリリースは簡単に発動させることができます。なぜか??それは、この動画で紹介しているメカニズムに従って、ある共通の刺激を加えているからです。さらにこの3つのリリース基本形をマスターすれば、どの筋肉にも応用することができるので、全身の筋肉をリリースしてくださいね!
「治せるところは治せる」セラピスト
近年のリハビリテーションはICFの導入により、機能障害主体から動作や環境整備の方に力が入れられています。この背景には、高齢者や慢性期の疾患では機能レベルでの改善が見られないことがあげられます。で・す・が・・・「改善できるレベルまで改善してあきらめる」ということと「改善できるものを改善しないであきらめる」とでは、意味が全く違います!!是非、このリリースを用いて「治せるところは治せる」セラピストになってくださいね
臨床推論を確定するためのリリース
臨床で患者さんが良くなった時はいいですが、改善が見られなかった場合・・・その原因は2つです。①推論(仮説)が間違っている②手技で効果が出せていない。つまり、リリースが確実にできるようになっていることで、推論が正しいかどうかが分かるようになります。そして、このことはセラピストとしての成長を大きくサポートしてくれます
2.筋リリース‐後編‐
ーコンテンツー
19.臨床推論とリリースの関係ーうまく推論を立てるためのコツー
20.セラピストの成長に重要な、機能障害レベルで評価するということ
21.リリースに必要な4つの能力
22.膝関節屈曲制限の臨床推論とリリース
23.どんな組織でも触れるようになる触診の5つの原則
24.どんなに深い組織も関係なく触われる触診スキル
24-2 .どんなに深い組織も関係なく触れる触診スキルー実技ー
25.1つの筋肉の触診がうまくなると、他も自動的にできるようになる
26.最小の力で最大の感覚を得られる究極の触診スキル
26.触診スキルー実技ー
27.セラピストとして早く成長するために知っておきたいこと
28.MMTで筋肉の機能的な長さを把握する方法
29.実践!!圧迫によるリリース
30.リリース前の評価 機能障害とMMTの関係
31.圧迫によるリリースの実践ー後脛骨筋ー
32.圧迫によるリリースの実践ー大殿筋ー
33.表層にあるつかめる筋肉のリリース実践ー上腕二頭筋 講義ー
33-2.表層ののつかめる筋肉のリリースー上腕二頭筋 実技ー
34.深層のつかめない筋肉のリリースー大腰筋 講義ー
35.深層のつかめない筋肉のリリースー大腰筋 実技ー
35.深層のつかめない筋肉のリリースー大腰筋 実技ー
37.リリース練習ー小殿筋ー
38.リリースセミナーー終わりにー
こちらの実践編では、前編で紹介した「リリースメカニズム」をより効果的かつ簡単に応用するための方法を紹介していきます
例えば表層、深層の筋肉のリリースの方法の原則。この原則さえ知っていれば、全身のどの部位にもリリースを施すことができるようになります。
さらに、この後編で語られる、触診スキルは先生のセラピストとしての技術を飛躍的に向上させてくれます!なぜならこの触診スキルをマスターすることで、どんなに深い組織も疼痛を与えることなく施術することができるようになるからです。そして、深部の筋肉もハッキリと感じ取れるようになります
では、その内容の一部を紹介していきましょう
深部の筋を無痛でハッキリと触診する究極の触診スキル
よせる!のばす!おす!!同じ筋肉に対して、一見すると異なる3つの刺激でもリリースは簡単に発動させることができます。なぜか??それは、この動画で紹介しているメカニズムに従って、ある共通の刺激を加えているからです。さらにこの3つのリリース基本形をマスターすれば、どの筋肉にも応用することができるので、全身の筋肉をリリースしてくださいね!
表層筋のリリース
筋肉は大きく分けて、表層と深層の筋肉があります。表層の筋肉は、触診も比較的容易なのでリリースもそう難しくありません。ですが、逆に筋スパズムにより圧痛がしょうじやすくもあります。表層の筋肉を無痛でかつ簡単にリリースする原則を紹介します
深層筋のリリース
深層にある筋肉は基本的に関節の安定性に関わっているのでリリースすることで、可動域の改善や当該関節の筋力改善など大きな臨床効果を得ることができます。では、その深層の筋肉はどのようにリリースしていくのか?その方法を知り、関節の安定化に必要な深層筋をどんどんリリースしてくださいね!
触診の精度を劇的に高める5つの原則!
たとえ深部の筋肉でも、セラピーに必要であれば触診する必要がありますが、この「触診」が上手くできずにいろんなテクニックをあきらめてしまうセラピストが非常に多いのです。ですが、安心してください。このオンライン実践プログラムで紹介する5つの原則を知り実践することで、さなたの触診スキルは劇的に高まります。すぐに実践できるので、ぜひ臨床でご活用くださいね!
10年かかったことを一日で
私はセラピストの成長に貢献できることを楽しみにしています
このオンライン臨床講座は、私がこれまで10数年セラピストとして学んできたことを順に追って説明しているとも言えます
10数年かかって築き上げてきたアプローチですが、同じことをみなさんができるようになるには、もしかしたら1日かもしれません
私がまだ1年目・2年目だった頃に、このようなアプローチを知っていて、それを元にその先の10年を過ごせたら、もっとよりよいアプローチが創造できるだろうなという想いもこのコースにはこめています
多くの理学療法士・作業療法士の方の効率的で飛躍的な成長に貢献できれば、こんなに幸せなことはありません
このオンライン講座は天草にあるSERENという私が経営しているサロンで収録したものです
動画をみて、やっぱり直接教えてもらいたいという方をお待ちしています
その際はオーシャンビューの広がる癒しの景色を眺めながら、ゆったりと一緒に学びましょう
SERENの前に広がる広大な海は、大きな可能性が広がっていることを感じさせてくれます。
たくさんの方に出会い、共に学べることを願っています。
最後までお読み頂きありがとうございます
SEREN 山本龍誠